サステナブル企業紹介

【PR】「美しい地球を、次の世代へ」――竹の歯ブラシで変える、ホテルアメニティの当たり前|ミヨオーガニック

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「美しい地球を、次の世代へ」――竹の歯ブラシで変える、ホテルアメニティの当たり前|ミヨオーガニック

ミヨオーガニックは、竹を素材とした歯ブラシや紙の歯磨き粉など、環境負荷の少ないアメニティを開発・提供する企業です。創業のきっかけは、代表・山本美代氏が出張先のホテルで抱いた、たった一本の使い捨て歯ブラシへの違和感でした。竹という素材にこだわり抜き、約5年をかけて品質を磨き上げてきた同社は、いまマリオット・インターナショナルとの専属ディストリビューター契約を機に、大きな成長フェーズを迎えています。創業の想いから、ものづくりの舞台裏、そして共に働く仲間に求めることまで、山本氏に語っていただきました。

INDEX

創業のきっかけ――北海道のホテルで見た「歯ブラシのごみ」

―― まず、創業のきっかけから教えてください。

山本氏:非常に個人的な体験からスタートした事業です。2018年、別の仕事の出張で北海道に行っていたときのことでした。出張先のホテルで、いつものように備え付けのアメニティで歯を磨いていたのですが、その瞬間にふと「この歯ブラシは、夜使って朝使って、それで捨ててしまうんだな」と気づいたんです。

そして、地球から歯ブラシのごみがバーッと溢れ出しているような映像が、頭の中に湧いてきました。そのホテルは500室ほどでしたから、単純計算で1日500本がごみになる。では日本中、世界中でどれだけのごみになっているのだろうと考えたときに、これはとても大きな課題だと感じました。それがきっかけで始まった事業です。

2018年当時は、環境に配慮したアメニティや歯ブラシが、日本ではほとんど展開されていませんでした。それなら自分で作ろうと決めて、そこからスタートしました。2年ほどかけて竹の歯ブラシを開発し、さらに2年かけて紙の歯磨き粉を開発して、いまではラインナップもバリエーションが増えてきました。

―― 「捨てられてしまうのだろうな」と気づく人は多くても、「解決しなければ」という行動にまで至るのは、簡単なことではないように思います。本気で取り組もうと思われた背景には、何かあったのでしょうか。

山本氏:もともと私の母が事業をしていて、家業を少し手伝っていたんです。そこではプラスチックのストローやカップといった消耗品も販売していました。環境にはあまり良くないと分かっていたので、いわゆるワンウェイプラスチックに対する課題感は、ずっと持っていました。

だからこそ、あのとき頭の中に降りてきたビジュアルが、すごくリアルだったんですね。これは完全に思い込みなのですが、「私が気づいてしまったから、私がやらなければいけない」という勝手な使命感のようなものが、原動力になったのだと思います。

代表取締役 山本美代 氏

「ないなら作ろう」――竹の歯ブラシにたどり着くまで

―― 「やってみよう」と思ってから、竹の歯ブラシにたどり着くまでには、紆余曲折もあったのではないでしょうか。

山本氏:そうですね。まずは「地球にとって負担が少ないアメニティとは何だろう」というところからスタートしたので、とりあえずヨーロッパに行きました。オランダは環境先進国と言われていたので、まずはオランダへ、という感じです。

現地では、環境活動家の方や、サステナブルな暮らしをしている友人にインタビューをしたり、お店をまわったりしました。その中で見えてきたのが、竹の歯ブラシだったんです。そのとき初めて実物を見ました。ただ、実際に作っている場所を調べると中国や台湾でしたので、次は「作っているところに行ってみよう」と、現地の工場を訪ねました。

―― さまざまな選択肢があるなかで、竹に決められたのはなぜだったのでしょうか。

山本氏:竹の歯ブラシ以外にも、リサイクルプラスチックで作ったものや、生分解性の素材で作ったものなど、いろいろな選択肢がありました。そのなかで竹に決めたのは、トータルで考えたときの答えだったからです。

材料をつくる段階から廃棄までを考えると、竹はまず育つ過程でCO2を吸収します。一方、プラスチックは石油由来で、何億年もかけてできた化石燃料を、大きなエネルギーを使って原料にし、そこから成形していく。その時点でまったく違います。廃棄の面でも、竹は生分解しますし、マイクロプラスチックの課題もありません。

そして一番大きかったのは、竹って素敵なんですよね。洗面台に置いていてテンションが上がる、という情緒的な部分です。それが最後の決め手になって、「竹の歯ブラシを作ろう」と決めました。

―― ヨーロッパでは、竹の歯ブラシはすでに浸透していたのでしょうか。

山本氏:割とドラッグストアにも竹の歯ブラシが置いてありましたし、私の友人も使っていました。日常の買い物の動線のなかに、環境に優しい選択肢が自然にある。そこは日本と大きく違うなと感じました。日本はまだそこまで至っていなくて、課題も大きいと、より強く感じましたね。

コロナ禍という試練、そして訪れた転機

―― 立ち上げに至るまでには、さまざまなご苦労もあったかと思います。特に大きなハードルはありましたか。

山本氏:大きく言うと二つあります。一つはタイミングです。2018年からスタートして、竹の歯ブラシを開発できたのが2年後の2020年。何があったかは、皆さんすぐ想像がつくと思いますが、コロナ禍の真っ只中でした。

ホテルのアメニティの選択肢としてご提供できればと思っていたのですが、そもそもホテルが営業していない。「それどころではない」という世の中でしたから、タイミングとしては大きな困難でした。その間は紙の歯磨き粉など他のアイテムを開発しつつ、私自身が別で食器ソムリエの仕事もしていたので、そこでつなぎながら、なんとか事業を継続してきました。

―― 先が見えない時期は、精神的にも大変だったのではないでしょうか。

山本氏:なかなかしんどい時期ではありました。ただ、その頃ちょうど外資系の五つ星ホテルが開業のタイミングだったんです。私はもともと食器ソムリエの仕事で、ラグジュアリーホテルをお客様にしていました。事業をピボットしても、ターゲットとなるお客様は同じだったんですね。

食器のお客様が、そのままホテルアメニティのお客様になる。ですから一軒一軒お伺いしてお話をするなかで、特に外資系のホテルは、日本で展開される際にも環境に優しい選択肢をすでに探していらっしゃることが分かりました。ヨーロッパでも諸外国でもその流れがある以上、日本にも確実に来るだろうという確信は、コロナ禍であっても持っていました。

―― 実際に、日本でも流れが変わってきた実感はありますか。

山本氏:2020年当時は、外資系ホテルと日系ホテルとの間に大きなギャップを感じていました。本国の考え方の違いが、担当者の方々の言葉にも反映されているなと。

ただ、大きく変わった出来事がありました。2022年にプラスチック資源循環促進法が施行されたことです。これはこの業界にとって、非常にインパクトが大きかった。規制が動くと、日本の企業は敏感ですから、一斉にそこへ向かって動いていく。文化面も伴って追いついてきた実感があります。

―― 現在は、どのくらいの体制で運営されているのでしょうか。

山本氏:コアメンバーは6名ほどで、業務委託の方を含めるとトータルで十数名という体制です。増え方としては、本当に徐々に徐々に、という感じですね。リファラルや人材紹介会社さんからのご紹介でご縁がつながり、増えてきました。

そのなかで大きなイベントだったのが、昨年、マリオット・インターナショナルと専属のディストリビューター契約をさせていただいたことです。世界最大級のホテルグループで、日本国内にもいま120施設ほどあり、今後200施設へと拡大していく。それらすべてに対応していくために、受発注システムなどはAIを使って効率化していますが、やはりお客様に対応する営業がどうしても必要になります。今回、採用のご依頼をさせていただいたのも、そうした流れからです。

私たちが竹を選ぶ理由

―― サステナビリティやアメニティのあり方については、さまざまな考え方があると思います。御社はどのようなスタンスで事業に取り組んでいらっしゃるのでしょうか。

山本氏:おっしゃる通り、ホテルアメニティに関してもいろいろな考え方が存在しています。竹が注目された時期もあれば、「水平リサイクルの方がいいのでは」「バイオプラスチックはどうか」という議論もあり、循環型にしていこうという流れもある。実際、これはとても難しいテーマだと私たちも思っています。

私たちのパーパスは「美しい地球を次の世代へ」です。日本ローカルで見る視点と、地球規模で見る視点とでは結果も変わってきますが、私たちは地球規模で見ていこうと考えています。そのうえで、やはり竹は本当に素晴らしい素材だと感じています。

―― 竹の優れている点を、もう少し詳しく教えてください。

山本氏:水平リサイクルにしてもバイオプラスチックにしても、ある程度はバージン材を使いますよね。そうするとエネルギー効率の面でも、石油を使うという面でも、CO2排出量の面でも、結局は使ってしまう。物質は循環し続けると劣化してしまう、という課題もあります。

一方で竹は、刈っても刈っても生えてくる循環素材です。きちんと管理をすれば、永続的に使える非常に稀有な素材でもあります。プラスチックに比べて不均一である、歩留まりが悪い、成形性に課題がある、といった難しさはありますが、この5年ほどでかなり改善できています。いまでは品質の面でも自信を持ってご提供できるところまで来ました。まずはホテルを中心にしつつ、B2Cも含めて、より品質が高く、より環境負荷の少ないものを、日常のなかで実現していく役割を果たしていきたいと思っています。

ミヨオーガニックのカルチャー――利他と誠実

―― 御社のカルチャーを一言で表すと、どのようなイメージになるでしょうか。

山本氏:カルチャーブックのようなものは作っていないのですが、キーワード的には「利他的」というところがあると思います。環境配慮という行動には、思いやりの部分が共通してあるような気がしていて。環境に優しいということは、ある程度想像力がないと、なかなかそこまで及ばない部分もあると思うんです。誰かのために役立ちたいという気持ちがある。そして真面目である、誠実である。「誠実」は、やはりキーワードかもしれません。

―― 「誠実さ」というのは、具体的にはどのようなイメージでしょうか。エピソードがあれば教えてください。

山本氏:うちのメンバーは嘘をつかないですし、都合の悪いことがあるときこそ早めに言う。悪口を言わない。そういう人が、あまりいないんですよね。少ないメンバーだからこそ、気持ちよく仕事をするためには、そうしたところが必要なのだと思います。物事を前向きに捉えられることも、ベースとして必要かなと思います。

―― 環境の領域では、ビジネスとしての視点と、社会貢献としての視点のバランスが大切だと感じます。御社では、そのあたりをどう捉えていらっしゃいますか。

山本氏:それはすごく重要です。リソースが限られているので、選択と集中が必要になります。やりたいことはたくさんありますし、お問い合わせも多いのですが、全部はなかなかできない。フェーズもあると思っていて、いまのリソースならここに集中する、人が増えたら次のフェーズに移って領域も増やしていく。常にバランスを見ながら進んでいます。

注力するポイントは、正直に言えばドライに、きちんと利益が取れているところです。本業であるアメニティに、まずは集中しています。アップサイクルなども手がけてはいるのですが、個別案件になりやすいこともあり、いまは一旦アメニティに集中している形です。

―― 少人数のチームですが、雰囲気や働く環境はいかがですか。

山本氏:人間関係での軋み合いのようなものは、まずないですね。そこに悩みがないのは、本当にありがたいことだと思っています。先ほどの「誰かのために」「誠実である」というカルチャーを、皆が持っているからだと思います。

人手不足という課題があるなかで、皆で働きやすい環境を作っていこうとも取り組んでいます。女性が多いので育児休業などを充実させていますし、B Corp認証を取得したことで、その基準に準拠しながら、社会にとっても、自分たちにとっても、お客様にとっても良い流れを作っていきたいと考えています。

リアルなものづくりの面白さ

―― 御社で働く魅力について、教えていただけますか。

山本氏:三つあります。一つ目は、リアルに「もの」があるということです。脱炭素でCO2を算定する、という話とは少し違って、私たちのビジネスにはものがある。これがプラスチックに置き換わると削減量はどのくらい、という話がとても分かりやすいんですね。見えないものではなく、物質的に提供できる。これをどう改善するか、オリジナルをどう作るか――非常にリアルで、そこは面白いと思います。

二つ目は、お客様がラグジュアリーホテルであることです。皆さん本当に素敵な方で、ホスピタリティもある一流の方々ですから、お客様先に行くこと自体が刺激的だと思います。

三つ目は、一緒に働く仲間です。本当に素敵な人が多いので、そこは自信を持って魅力だとお伝えできます。メンバーそれぞれキャラクターは違いますが、学ぶところがとても多い。嫌な思いをしながら仕事をする、という感じでは決してないと思います。

―― 一つ目に挙げていただいた「ものの改善」は、具体的にはどのように進めていくのでしょうか。

山本氏:例えば竹の歯ブラシには、ささくれのような、旅先での使い心地に関わるリスクがあります。その改善は、お客様からいただくご意見と、工場とのやり取りが肝になります。

どんな改善が必要かは、お客様のご意見を私たちが直接ためていきます。ささくれの話であれば、提携している歯ブラシの工場で「なぜささくれが起こるのか」をまず議論します。もちろん工場にも行きます。海外であれば現地まで足を運び、現場で原因を確かめる。そのうえで、例えば研磨する際の刃の数をいまの3枚から5枚にすればより滑らかにできる、コーティングに使う蜜蝋をブロックから液体にすればさらにすべすべになる、といった改善を重ねていきます。

毛が抜けにくいという点でも、いまはJIS規格の3倍の引っ張り強度が出ているのですが、これも工場と細かくディスカッションを重ねた結果です。製造工程をきちんと理解し、現場に行き、どう作っているかを理解する。使っていただく方の状況も理解する。その両方があって、改善できるものだと思います。

加えて、ものの流れも理解する必要があります。輸送であればコンテナで海から運ばれ、倉庫に入り、そこから発送され、お客様の現場に着いたらどこに置かれるか分からない。もしかすると水気の多いところに置かれるかもしれない。そこまで想定して、どのポイントをどう改善するかに落とし込んでいく。一つひとつは大変ですが、そうやって改善を進めています。

―― 入社してすぐに、そうした改善を求められるのでしょうか。

山本氏:いえ、相当専門的なので、いきなり改善を求めることはありません。うちには、そこがすごく得意なメンバーや、いろいろなアイデアをくれるメンバーがいますので、一緒に一つひとつ知っていただきながら進めていきます。

いまのフェーズでは、「この人が商品開発」「この人が改善」と役割を切り分けるのではなく、皆でディスカッションしながらやっています。どういう立場であっても一緒に関わっていただくことになるので、垣根なくできるところはあるかもしれません。お客様も一流ホテルの、ホスピタリティのプロフェッショナルですから、正直なご意見をいただける。それも一つの魅力だと思います。実際、月に一度は皆でホテルのアフタヌーンティーやランチに行ったりもしています。

求める人物像と、営業のスタイル

―― 一緒に働く方には、どのような人物像を思い描いていらっしゃいますか。

山本氏:一人ひとりが自立している、という感じがあるので、自分で考えて自分で行動できる方だと嬉しいですね。それが好きな方は、やりたいと思ってくださると思います。新卒の方には少し難しいかもしれないので、ある程度の経験は必要かもしれません。もちろん、分からなければ周りに聞くのは、いつでもウェルカムです。

あとは、「私はこれしかやりません」という方よりも、いろいろなことに興味を持てる方だと嬉しいです。まだ小さな組織なので、ゼロから作っていくくらいの心持ちのパワフルさがある方だと、なお良いと思います。

―― 営業のスタイルとしては、どのような経験が活きそうでしょうか。

山本氏:本当にSaaSの営業とは違いますし、BtoCの営業ともまた違うと思います。お客様に寄り添った営業、というイメージです。可能であれば、ホテルが好きな方や、ホテル業界に少し知見がある方だと良いですね。商習慣や、夏休みや年始年末に稼働が高くなるなどの季節変動といったホテル独特のご事情が前提として分かっていると、話しやすいだろうなと思います。ニッチで、特殊な業界ではあるので。

イメージとしては、カスタマーサクセス的な要素も強いのかなと思っています。お客様に寄り添った対応ができる方に、ぜひ出会いたいです。ビジョンに共感してくださる方は多いのですが、このカルチャーやホスピタリティのマインドにマッチする方とは、まだ十分に出会えていない。私たちがまだリーチできていないだけだとも思うので、これからたくさんの方とお会いしていきたいと思っています。

求職者へのメッセージ

―― 最後に、この記事を読んでくださった方へメッセージをお願いします。

山本氏:弊社は、これからどんどん成長していくフェーズに入っています。その過程を一緒に経験できたらと思いますし、私たちの商品は、売れれば売れるほど環境にも優しい商品です。社会的な意義を持って進められる仕事だと思います。少しでも興味を持っていただけたら、まずは面談からでも構いませんので、ぜひご連絡ください。


会社概要

会社名:株式会社ミヨオーガニック(MIYO ORGANIC)
代表者:代表取締役 山本美代
所在地:東京都渋谷区
設立:2018年(事業開始)
事業内容:竹製歯ブラシ・紙歯磨き粉をはじめとする、環境配慮型アメニティの開発・製造・販売
主な製品:竹の歯ブラシ、紙の歯磨き粉ほか30SKU以上
体制:コアメンバー6名+業務委託を含め十数名
認証:B Corp認証取得・Ecovadis認証取得
パーパス:美しい地球を、次の世代へ
URL:https://miyo-organic.com/

「GX・ESG特化型転職サービスASUENE CAREER利用企業インタビュー」

求人例:サステイナブルアメニティのラグジュアリーホテル向け法人営業

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