株式会社品川測器製作所
製造業・メーカー
代表取締役 細田さま
公開日: 2025年10月27日
中小企業にもCO2排出量の見える化、開示が求められる
町工場として脱炭素に取り組み、地域の工場にも広めたい
ISO取得だけでなく、具体的な脱炭素のアクションに進みたい
CO2排出量見える化SaaS & SXコンサル導入
CO2排出量削減の提案
AI-OCRを活用した入力とコンサルティングによりカンタンにCO2排出量が把握できた
より効果的なCO2排出量削減方法の研究をするフェーズに向かえる
CO2排出量を削減して、町工場からよりよい未来を作っていきたい

品川測器製作所は、圧力計や温度計などの計測器の専門メーカーです。主に発電所や変電所において使用される特殊計器や、一定の値に達したときに警報を発し事故を未然に防ぐ装置を製造しています。当社の製品が一般の方の目に触れる機会はほぼありませんが、電力供給に欠かせない計器をつくり続け、今年76年目を迎えます。
電力会社や重電メーカーが主要なお客さまということもあり、当社のような中小企業も、ゆくゆくはCO2排出量の開示が求められるだろうと予想しています。また、大田区には町工場が何千社とありますが、多忙な現場作業者にとっては、CO2排出量見える化といってもなかなか着手できないのが現状だと思います。とにかく簡単に、誰でもできる、CO2排出量見える化のいい方法があれば、他社にも紹介し、町全体で脱炭素を推進していけるのではという想いもありました。
しかし、当社でもこれまでCO2排出量の管理はほぼできていませんでした。ISO14001(環境マネジメントシステム)の認証も取得しましたが、それを維持するためのみで、CO2削減へのアクションが伴わない取り組みになったままでした。CO2排出量の見える化をするからには、真の脱炭素経営の実現が可能な取り組みを進めたいと考え、まずはなるべく手間がかからない方法で、正確なCO2排出量を見える化するという目標を掲げました。
CO2排出量の可視化サービスについて情報収集をし始めたところ、ある展示会で「アスエネ(旧:アスゼロ)」を知りました。何社か比較検討した結果、とにかく一番簡単で、安心して使えそうな「アスエネ(旧:アスゼロ)」に決めました。
実際に、「アスエネ(旧:アスゼロ)」を導入して便利だと感じているのは、領収書やレシート類をスキャンするだけで、CO2排出量が見える化されるという点です。脱炭素のノウハウを持ち合わせていない経理の担当者に「アスエネ(旧:アスゼロ)」を活用し活動量データの入力を任せて上手くいっています。集めた請求書やレシートをスキャンして、そのままCO2排出量も算定しつつ、経理の業務にも活かすという形で運用することで効率化が図れています。
そして、排出原単位がプリセットされていていることもよい点です。毎年アップデートがあるものですが、自分たちで調べて計算し直す手間がありません。データをアップロードするだけで、ミスが少なくCO2排出量が算定できるのでとても助かっています。
私たちが使ってみて「楽だな」「いいな」と思えないと、他の方にもおすすめできません。「アスエネ(旧:アスゼロ)」は、町工場で活躍する現場作業員も簡単に使用できて、CO2排出量が見える化できるシステムです。その上、コンサルティング担当の方がこまめにフォローしてくれるため、会社全体でCO2排出量の見える化に積極的に取り組むことができています。
「アスエネ(旧:アスゼロ)」を導入したことで、直近1〜2年のCO2排出量や、何を減らさなければならないかという課題が見えてきました。コンサルティング担当の方からも、CO2削減に向けた効果的な提案をいただきながら、今後は削減効果の出る取り組みやその実行方法について研究していきます。
これからの時代を生き抜くために、製造業におけるCO2排出量の削減は必須です。だからこそ、いかに手間なく取り組めるかが大事だと考えています。当社が所在する大田区でも、後継者不足などで工場を閉めてしまう経営者の方が増えています。人手不足も深刻化している状況下では、なおさら手間をかけることなくCO2排出量の見える化・削減に取り組めることが重要です。
当社は、大田区に所在する人に優しい、まちに優しい、技術・技能および経営に優れた工場を認定する制度の「優工場」に選定され、その中でも総合部門賞を受賞しています。人間の体が小さな細胞の集まりでできているように、私たちも日本の未来に欠かすことのできない構成員として、1ミリでもよい世の中に変えたいと考えています。そして、「次の世代によりよい未来を残すために自らが貢献する」ということが私たちの使命の一つです。
私たちが子どもの頃は、日本のものづくりは世界一だと言われて育ち、それを誇りとしてきました。しかし現在、その信頼やアイデンティティがぐらついているのではないかと感じます。この状況を立て直すには大企業だけではなく、下支えする中小企業もともに活動しなければなりません。地球環境にも配慮しながら技術力を維持し、産業集積としてしっかり存在し続けることが、日本のものづくりの未来につながっていくと信じ、当社はさらに脱炭素経営に向けて挑戦をしていきます。
株式会社品川測器製作所 業種: 製造業 社員数: 23名 住所: 東京都大田区 大型変圧器用の保護継電器、発電・送電用の継電器、その他各種圧力計、温度計といった計測装置の設計・製造を行っています。設計・機械加工・溶接・ロウ付け・組立・各種検査・メンテナンスの一貫体制により、個々のお客様のニーズに合わせた対応が可能です。高温・多湿・寒冷・振動など、特に厳しい環境下で採用される当社製品は、堅牢で耐久性に優れていることが高く評価されています。 ※掲載内容は取材当時のものです。
アスエネ株式会社
営業本部 カスタマーサクセス Manager
「アスエネ」で、ミスなく、信頼性の高いCO2排出量データを見える化できると評価していただき、大変光栄です。システムのご提供に加え、CO2削減に向けたコンサルティングを行えることが「アスエネ」の強みです。世界一のものづくりを支える日本の町工場のカーボンニュートラル実現に向けて、アスエネはこれからも全力でサポートいたします。
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ESGクラウド評価サービスや再エネ調達コンサルティング等も提供しています。

アスエネ(旧:アスゼロ)は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。 温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン全体の報告・情報開示を支援します。



アスエネESGは、持続的なサプライチェーン調達を実現するESG評価クラウドサービスです。GRI、TCFDなどの国際的なESGフレームワークに準拠したアンケートを活用して、サプライチェーン上のESGリスクを評価し、改善を支援します。



ESG開示データの収集・管理を効率化、データ分析で最適な意思決定を実現



アスエネLCAは、アスエネとSuMPOが共同開発したCFP / LCA算定サービスです。初心者でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。

アスエネを利用することで、CO2排出量の可視化を行うだけではなく、
脱炭素を行い企業価値の向上ま でコンサルサービス・削減ソリューションの紹介を通じサポート。


TCFD/TNFD開⽰⽀援、CDP回答⽀援、CSRD開示支援、有価証券報告書作成⽀援、B Corp認証取得⽀援、SBT取得⽀援