医療ヘルスケア
製造業・メーカー
ブランド価値向上
業務効率化
社内協力
少人数でのサステナビリティ対応
工数削減
ノウハウ不足
社員エンゲージメント向上
中小企業
SBT
Scope1-3
製造部 生産技術グループ 山田さま
公開日: 2026年7月30日
・事業概要
富山県を拠点に、医薬品の製造・販売および受託製造を手掛ける製薬企業。高品質な製品の提供を通じて、人々の健康と豊かな生活の実現に貢献
・主要製品
確かな品質に基づく医薬品に加え、環境に配慮した資材やバイオプラスチック容器を採用したエコ製品の企画・提案も行う。機能性と環境配慮を両立した製品開発が強み
・強み
社員の「やりたい」想いを起点に、ボトムアップで施策を推進できる組織風土が特長。環境課題に対してもいち早く行動に移し、高品質な医薬品の製造に加え、環境配慮型資材やバイオプラスチック容器の採用を通じて、機能性と環境配慮を両立した製品開発を実現。
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ジャパンメディック株式会社は「2030年ビジョン」を策定し、地球環境に対して自社ができることに取り組む方針を明確化しました。環境配慮を重要な経営テーマのひとつとして位置づけ、全社での取り組みを進めています。
この方針のもと、2022年後半には有志メンバーによる「エコ推進委員会」を立ち上げ、ボトムアップでの活動をスタートしました。当初は環境分野の専門家ではないメンバーも含め5~6名が参画し、知ることから始めました。カーボンニュートラルに関する書籍や記事を読み勉強会を重ねながら、「自社にできることは何か」の議論を重ねました。
活動を進める中で、環境への取り組みを具体的な成果につなげるためには、CO2排出量を定量的に把握し、継続的に管理することが不可欠であるという認識に至りました。排出量の見える化により、削減効果を数値で検証できるだけでなく、SBT認証など外部評価にも対応可能となるためです。
一方で、排出量の算定をExcelなどで管理する場合、各部署からのデータ収集や排出係数の適用、集計といった作業に多大な工数と専門知識が必要となり、継続的な運用は難しいと判断しました。SBT認定の取得も見据える中で、国際基準に沿ったデータ整理や申請対応を安定的に進める体制の構築が課題となっていました。
こうした状況を踏まえ、当社ではCO2排出量のデータを全社で活用しながら削減アクションにつなげていく基盤として、2022年に「アスエネ」を導入しました。入力した数値が即座にダッシュボードで見える化できることにより、排出状況を直感的に把握できる点を高く評価しています。現在では、エコ推進委員会の活動に、製造部門や設備管理部門など実務に近いメンバーも参画し、全社でのデータ収集・活用体制の構築が進んでいます。
「アスエネ」の導入により、これまでExcelで行っていたCO2排出量の算定と見える化を効率化しました。従来は、各部署からのデータ収集や排出係数の適用、集計を手作業で行っていたため、工数負荷が大きく、更新頻度や精度の維持に課題がありました。特にスコープ3については、対象範囲の広さや部門横断での連携の難しさから、着手が進んでいない状況でした。
導入後は、データ収集から算定、見える化までを一元化し、全社の排出状況をダッシュボードで把握可能となりました。現在では、月次でデータが集まる算定フローが構築され、スコープ3への対応も進んでいます。
また、最大の目標であったSBT認定についても、「アスエネ」で算出したデータやグラフを活用し、気候変動コンサルタントの手厚い申請サポートを受けたことで無事に取得することができました(2030年に、2024年度比で42%の削減を目標に設定)。取り組みの大きな成果として、使用電力をすべて再生可能エネルギー由来のメニューに切り替え、オフサイトPPAも活用することで、スコープ2の排出量実質ゼロ化を達成しました。証書などの環境価値を購入してオフセットするのではなく、実際に再エネで発電された電力を調達することにこだわり、当社の理念に基づいた真の環境配慮を実現しています。
こうした成果は、当社の経営・組織にポジティブなインパクトをもたらしています。「アスエネ」のダッシュボードにあるわかりやすいグラフを社内説明用で活用したことで、社員の環境意識が劇的に向上しました。各部署に「エコキャプテン」を配置し、不快指数を用いた適切な空調温度の設定や不要な照明の消灯など、日々の地道な省エネ活動が現場主導で定着しています。
さらに、事業戦略面でのインパクトも顕著です。SBT認定という国際的な評価を獲得したことで、当社が環境に配慮した企業活動を行っていることが客観的に証明されました。これにより、顧客企業への提案において、環境配慮型の資材やバイオプラスチックの採用を説得力を持って推進できる基盤が整い、開発戦略における強力な武器となっています。
今後は、実質ゼロ化を達成したスコープ2に続き、スコープ1の排出量削減に注力します。社用車のハイブリッド化を始め、工場設備の更新時にはより効率的な機器への切り替えを進めていきます。
また、エコ製品の訴求力をさらに高めるため、製品ごとのカーボンフットプリント(CFP)の算定も視野に入れています。これはエコ推進委員会がいつやるかという判断をして、進めていくということになります。会社として目指しているのは、表面上の数値のやりくりではなく、実質的に地球環境のためになる活動です。社会全体で環境課題に取り組む輪を広げながら、当社が掲げる「2030年ビジョン」の達成に向けて着実に歩みを進めてまいります。
ジャパンメディック株式会社は、「薬都」として名高い富山県に拠点を構える医薬品メーカーです。人々の健康を支える製品の製造・販売だけでなく、地球環境への貢献を明確に打ち出した「2030年ビジョン」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しています。
最大の魅力は、社員の「やりたい」という声からボトムアップでエコ推進委員会が立ち上がるなど、チャレンジ精神と社員の自己成長を重んじる組織風土にあります。従業員数約100名という規模でありながら、複数名体制でサステナビリティ活動に注力し、SBT認定の取得や再エネ100%調達(スコープ2実質ゼロ化)を成し遂げる実行力は、業界内外から高く評価されるべき特筆すべき強みです。
業種: 医薬品、医薬部外品及び化粧品の製造販売 社員数: 115名 住所: 富山県富山市
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ESGクラウド評価サービスや再エネ調達コンサルティング等も提供しています。

アスエネ(旧:アスゼロ)は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。 温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン全体の報告・情報開示を支援します。



アスエネESGは、持続的なサプライチェーン調達を実現するESG評価クラウドサービスです。GRI、TCFDなどの国際的なESGフレームワークに準拠したアンケートを活用して、サプライチェーン上のESGリスクを評価し、改善を支援します。



ESG開示データの収集・管理を効率化、データ分析で最適な意思決定を実現



アスエネLCAは、アスエネとSuMPOが共同開発したCFP / LCA算定サービスです。初心者でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。

アスエネを利用することで、CO2排出量の可視化を行うだけではなく、
脱炭素を行い企業価値の向上ま でコンサルサービス・削減ソリューションの紹介を通じサポート。


TCFD/TNFD開⽰⽀援、CDP回答⽀援、CSRD開示支援、有価証券報告書作成⽀援、B Corp認証取得⽀援、SBT取得⽀援