スマートブルー株式会社
建設・不動産
農林水産・鉱業
ノウハウ不足
社員エンゲージメント向上
CO2排出量算定
社内協力
算定結果活用
代表取締役 塩原さま、コーポレートビジネス課 課長 瀬野さま
公開日: 2025年10月27日
・脱炭素化を推進したい企業から相談を受けるも、自社の見える化が進んでいなかった
・電力関係以外のCO2排出量削減に関するノウハウがなかった
・CO2排出量見える化SaaS & SXコンサル導入
・CO2排出量削減の提案
・自社のCO2排出量見える化・削減の一歩が踏み出せた
・社内の脱炭素化に向けた意識が変化しはじめた
・脱炭素化に向けて中小企業をサポートできる存在になりたい

当社は、2010年の創業以来、太陽光発電を扱う専門業者で静岡県を中心に全国区で活動しています。これまでの主力事業は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電=農地の上に背の高い架台と太陽光パネルを設置して行う太陽光発電)や野立て太陽光発電(建物の屋根の上でなく遊休地などで行う太陽光発電)といったFIT(固定価格買取制度)対応の太陽光発電設備が中心でしたが、近年は、事業者の脱炭素化や再エネ調達に貢献するNon-FITの太陽光発電設備の推進もしています。ほかにも、企業や学生向けのSDGs研修や、農業者としてふるさと納税用のブルーベリーの栽培などもしています。
お客さまは企業が多く、自治体や個人農家も当社の顧客です。最近では、自社の脱炭素化を推進したい企業や自家発電自家消費による電気料金の削減をしたい企業からの相談を多くいただき、太陽光発電というCO2フリーの再生可能エネルギーソリューションを提供しています。
太陽光発電と一口に言っても、農業のソーラーシェアリング、土地に設置する野立て太陽光発電やオフサイト、屋根に設置するオンサイトと扱っているサービスは多様で、お客さまそれぞれの幅広いニーズに合わせた最適なソリューションを提供できる点が当社の強みです。
当社は、「SMART BLUE(持続可能な地球)」という社名のもと、太陽光発電事業を中心に、持続可能な社会の実現に貢献すべく活動をしてきました。エネルギーを生み出すことに関しては、太陽光発電の普及によりある程度の道筋が見えました。しかし、エネルギーを使用することで排出されるCO2排出量の削減については、志はあれど手立てがなく道筋が見えないままでした。CO2排出量を削減するために、まず”見える化”に取り組むことはカーボンニュートラルを目指すための基本です。長らく、それを可能にする手段を探し続けていたのですが、見える化を実現できるサービスが続々と登場したことで、当社が抱え続けてきた志に向け、一歩を進められる環境がついに整ったと感じました。サービス導入の初期検討段階では、太陽光発電事業を行っているので、電力関係のCO2排出量の把握については、ある程度のノウハウがありました。一方で、電力以外に関してはどのように算出すれば良いのかわからなかったため、CO2を含むGHG(温室効果ガス)排出量の全体を見える化するにあたって、私たちを導いてくれる存在が必要だと考えていました。

再生可能エネルギーの情報を中心に、環境ビジネスの動向を把握するためにメールマガジンなどで情報収集しているのですが、ある時、アスエネがCO2排出量を見える化するサービスを立ち上げるというニュースを目にしたことが「アスエネ(旧:アスゼロ)」との最初の出会いです。あの時は、「待ち望んでいたものがやっと誕生する」と期待が高まりました。「アスエネ(旧:アスゼロ)」のリリース直後の展示会で、アスエネの営業担当と名刺交換をしたことが、出発点です。導入に際しては、「アスエネ(旧:アスゼロ)」の他に4〜5社のサービスを比較しましたが、「アスエネ(旧:アスゼロ)」が他のサービスよりも先んじている印象を受けました。具体的には、活動量データをアップロードするだけで簡単に算出することができるAI-OCRの機能やレポート作成機能など、細やかな仕様が充実していると感じました。アスエネには「CO2排出量の見える化を簡単にしてカーボンニュートラルを目指す企業を支援したい」という強い意志を感じ、共感しました。
「アスエネ(旧:アスゼロ)」は使い始めて間もないですが、直感的な使いやすさを感じています。事業で使用した燃料(ガソリン、軽油など)のデータを2年分記録していたので、その情報をアップロードしたところ、すぐにCO2排出量が算出され、前年対比を確認できました。活動量のデータをエビデンスとして、正確なCO2排出量と、その増減が見える化できただけでも大きな前進だと感じています。しかし、当社は自社のCO2排出削減に係る担当者一同が、まだ脱炭素について勉強段階のため、データを入れた結果、算出される数値の意味を正確には把握できていません。今後は、見える化できた数値を把握・分析して、その先のCO2排出量の削減案を考えるところまで理解度を高めていきたいです。
当社は、もともとExcelで燃料や電気の使用量を記録していたため、その情報をアップロードするだけでデータ入力ができた点も良かったです。専門的な知識がなくても、簡単にCO2排出量を算出できるため、サービスのUIが優れていると思います。使い勝手の良さも評価していますが、「アスエネ(旧:アスゼロ)」導入の最大のメリットは、営業担当とコンサルタントが素晴らしい点です。特に、不明点を問い合わせた際には迅速に的確な回答をいただけるため、業務が滞ることもありません。サービス導入後も、二人三脚で「アスエネ(旧:アスゼロ)」の理解度を深める道のりを歩んでいけるのは心強いと思います。今後は、「アスエネ(旧:アスゼロ)」のさらなる活用方法やCO2排出量の削減方法についても相談していきたいです。
当社の「アスエネ(旧:アスゼロ)」担当者は、主に経理と総務のスタッフで、脱炭素に関して何の知識もないところからCO2排出量の見える化に取り組んでいます。再生可能エネルギーを扱っている会社にもかかわらず、営業以外の部門ではCO2排出量の削減に携わる機会がない現状を改善したいと考えたからです。全社的に当事者意識を高めるうえで、「アスエネ(旧:アスゼロ)」導入を大きな転機と捉えています。担当者が「アスエネ(旧:アスゼロ)」と向き合っていくなかで得た知識や感じたことを社内に発信することで、社員全員が当社の脱炭素化に向けて、もう一歩進んだ考え方や意識が持てるようになれば理想的であると考えています。
私たちは、政府が定めた「2030年にCO2排出量46%削減」の目標よりも前倒しして、カーボンニュートラルを達成したいと考えています。そのためには最終的に、スコープ1~3まで見える化していきたいと考えています。アグレッシブな目標だと言われることもありますが、やってみないことには何も変わりません。
さらに私たちは、ビジネスを通じて自社の脱炭素化はもちろん、日本全体の脱炭素化に貢献したいと考えています。ソーラーシェアリングで再生可能エネルギーを広めながら、「カーボンニュートラル実現に向けて取り組みたいけれど、何から始めるべきかわからない」という企業のモデルケースになりたいという思いで、自社の取り組みを情報発信しています。今後は、大企業はもちろんのこと、中小企業も脱炭素化への向き合い方が問われる時代になります。中小企業が置いてきぼりにならないように、サポートできる存在になりたいと思っています。
私たちが環境を意識した活動をするなかで感じたことは、「脱炭素化は人によって解像度に差がある」ということです。社会人になってからSDGsを知った人と、子どもの頃からSDGsに自然に触れていた人とでは、環境に対する意識も大きく違います。これからは、社会が一丸となって若者に新しい価値観や教育を提供していく必要があります。私たちは、社会の一端を担う一企業として、次の世代を生きる若者が自分たちの作りたい世界にしていけるように、彼らの後押しをするとともに、いまを生きる者として環境に対する責任を果たしていきたいと考えています。
スマートブルー株式会社 業種: 建設業・農業・その他サービス業 社員数: 59名(2023年7月現在) 住所: 静岡県静岡市 「SMART BLUE=持続可能な地球」という社名の下、地球上に住まう一人ひとりが、この地球で自分らしく永続的に生きていける社会を創るために、現在は太陽光発電を主力事業とし、農業やコンサルティング業も展開しながら「持続可能な地球」の実現に日々邁進している。農業と太陽光発電を両立するソーラーシェアリングは、社名を体現する事業として黎明期から取り組みはじめ、業界内でパイオニアの地位を確立している。 ※掲載内容は取材当時のものです。
アスエネ株式会社
営業本部 カスタマーサクセス Manager
「専門的な知識がなくても、簡単にCO2排出量を算出できる」とのお言葉、大変光栄です。また、「サービスのUIが優れている」という評価もいただき、誠にありがとうございます。「アスエネ」は、今後も二人三脚で、政府目標の「2030年にCO2排出量46%削減」よりも先んじたカーボンニュートラル達成に向けて尽力してまいります。
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上場企業
その他



ESGクラウド評価サービスや再エネ調達コンサルティング等も提供しています。

アスエネ(旧:アスゼロ)は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。 温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン全体の報告・情報開示を支援します。



アスエネESGは、持続的なサプライチェーン調達を実現するESG評価クラウドサービスです。GRI、TCFDなどの国際的なESGフレームワークに準拠したアンケートを活用して、サプライチェーン上のESGリスクを評価し、改善を支援します。



ESG開示データの収集・管理を効率化、データ分析で最適な意思決定を実現



アスエネLCAは、アスエネとSuMPOが共同開発したCFP / LCA算定サービスです。初心者でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。

アスエネを利用することで、CO2排出量の可視化を行うだけではなく、
脱炭素を行い企業価値の向上ま でコンサルサービス・削減ソリューションの紹介を通じサポート。


TCFD/TNFD開⽰⽀援、CDP回答⽀援、CSRD開示支援、有価証券報告書作成⽀援、B Corp認証取得⽀援、SBT取得⽀援